Movable Type移行メモ(2)…Movable Typeの導入とサーバー選び

2007年1月23日(火) 01:07 | 日記

前回、といっても1週間も前になってしまいましたが、シーサーブログの機能に飽き足らなくなったために、ブログを移転したことを書きました。
その移転先というのが、既存のブログサービスではなく、オリジナルのブログだということも説明しました。
それでは、オリジナルのブログを、いったいどのようにして設置すればよいのでしょうか?

そこで登場するのが、最も有名なブログ作成ソフト「Movable Type」です。

このソフトは、Six Apartという会社が開発した、ブログを自動的に作成および構築するソフトです。
多くのブログサービスが、このMovable Typeをカスタマイズして、それぞれ独自にブログのサービスを展開しています。個人がMovable Typeを導入することで、誰でもブログをまっさらな状態から構築できます。ちなみに、非商用の場合に限り、Movable Typeは無料で使用できます。
ただ、「まっさらな状態から構築する」という行為のためには、相応の知識が必要です。ウェブサイトの構築やデザインの経験が全くないという方には、いきなりMovable Typeを使うことはおすすめしません。設置方法といい運用方法といい、難しすぎます。
また、このソフト、個人のパソコン上で使うものではありません。サーバー上にソフトを置いて、そこで起動させて初めて使用が可能となるのです。
でも、サーバーなんて普通自宅にはありません。じゃあどうするか、という話になるわけですが。

最も簡単な方法は、サーバーをレンタルすることです。
「レンタル サーバー」で検索をかけると、いろいろな会社がヒットすると思います。サーバーにもピンからキリまであって、たとえば1日何十万アクセスもあるようなサイトを運営する事業者と、1日数百人のアクセスを集めるブログを運営する個人とでは、必要となるサーバーが異なります。前者はアクセスの集中に耐えうるサーバーが必要なため、サーバーにかかる月額の費用は何万、あるいはそれ以上の世界です。しかし後者の場合は、たいした設備はいりません。ブログ構築に必要な機能さえ揃っていればいいわけです。価格も、前者に比べてゼロの数が平気で2つくらい少なかったりします。
「フォーキー★カーニバル」のような、よっぽどのことがない限り1日のアクセス人数が1000人に満たないようなサイトの場合は、最安値のサーバーで十分です。
このような条件でサーバーを探すと、すぐに候補が5社程度に絞られると思います。
その中で僕が選んだのは、「さくらインターネット」のサーバーです。
ここのレンタルサーバーは、Movable Typeの機能がフルに使える「スタンダードプラン」で初期費用1000円、月額500円です。
機能だけ見ると、ここと同等の機能をうたって料金がさらに安いところもあります。でも、2ちゃんねるを覗いてみると、あまり評判がよくない。反対に、さくらインターネットは、2ちゃんねるでもほとんど叩かれていませんでした。ということは、コストパフォーマンスが最もいいのはここに違いないということで、さくらのレンタルサーバーを導入することにしました。

これで、ソフトとハードが揃いました。あとは、さくらインターネットのサイトにある「Movable Type導入方法」を見ながら、サーバーにソフトをインストールします。ややこしいけど、どうにか成功しました。この時点で、いちおうブログの作成が可能となります。
次回は、シーサーブログに書いた日記の内容を、どのようにしてMovable Typeに移行するかを説明したいと思います。

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